先日、久々に会った友人と話していたら、彼は、
会社がつまらない、転職したい、でも転職する気にはならない・・・。
プライベートも、とくに何の楽しみも無い・・・。
目標も別に無い。
やりたいことは、無くはないけど、ただなんとなく思うだけ・・・。
なんて言うんです。
そういう雰囲気は他にも随所に表れていて、
例えば、
僕「10年後には山と自然に囲まれたところに別荘でも建てて、
そこで週の半分は仕事しながら、
残り半分はやりたいことをやりたいんだ。」
友「山の中じゃネットつながらないんじゃない?
つながったとしても、
ネットだけじゃ出来る仕事も限られるんじゃない?」
僕「そころには一段と進化してるよ。
たとえ光回線が無い場所だったとしても、
電力線とか衛星とかで通信できるようになってるかもしれないし。」
友「でも、過去10年の技術進歩なんてたいしたことないから、
今後10年、もし同じ分だけ進化したとしても、
たいして変わらないんじゃない?」
何というか、もったいない。
人生もったいないよ。
仮に、例え難しいとしても、
「・・・それを実現するにはどうすれば?」
という観点で話してみれば、それだけで楽しいのに。
で、ついでにほんの少しでも実現に近づければ、さらに良し、なのに。
彼の会社(有名企業です)では、
ノルマ達成のために、自腹で販促品を買ってお客様に渡すとか、
お客様のクレームに、自腹で買った品物を渡すことで解決するとか、
売れ残り商品を自腹で買うとか、そういうことがよくあり、
それが当たり前で、彼はそれしか方法がないと考えているようです。
昔は、別にそんな人じゃなかったんですが、
そういう環境が、彼をそのように変えてしまったようです。
もちろん本人の性格的なところもあるとは思いますが、
人をそういう風に変えてしまう会社があるとしたら、すごく残念だと思います。
ところで、先日の「渋谷で働く社長のブログ」にこんなことが書いてありました。
サイバーエージェント入社式での新入社員の挨拶だそうです。
以下引用
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「春休み、屋久島に行ったんです。
なんとか杉(←不明)を見るために、22キロも
歩いたんです。
街中ならそんな距離歩いてもつまらないけど、
すごく楽しかった。
それは、なんとか杉をどうしても見たい。という目標設定。
そして景色を楽しむなど、そのプロセスを楽しんだから・・・」
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新入社員といえば、
自分より生きている時間が約10年も少ないのに・・・
心に響きました。
そして、僕の友人に聞かせたい。
友人のと会話、そしてブログで見かけた新入社員の言葉、
それぞれに色々な意味で刺激を受けました。
今の僕は仕事が精一杯で、まだまだ人を気にかける余裕も無いのですが、
「友人の考え方を良い状態に戻すにはどうするれば?」
と考えて、愚痴を言わないやつにする、という目標設定を立て、
そのプロセスを楽しんでみようと思います。
・・楽しんで、というのは誤解を招きますね(笑)
この場合は、あくまで友人として楽しく、ですね。
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