ふと、昔何かで読んだ話を思い出した。
ジョーク的な話だったと思う。
熊さん 「なあ八つぁんよ、100文貸してくれないか?」
八つぁん 「しょうがねーなー」
熊さん 「助かるよ 今度返すよ」
~後日~
八 「そろそろ 100文返してくれよ」
熊 「わかったよ。ちょっと待ってくれ」
熊 「なあ留さんよ、100文貸してくれないか?」
留さん 「しょうがねーなー」
熊 「助かるよ 今度返すよ」
熊 「借りてた100文用意したから返すよ」
八 「おう、これでチャラだな」
~後日~
留 「そろそろ 100文返してくれよ」
熊 「わかったよ。ちょっと待ってくれ」
熊 「なあ、100文貸してくれないか?」
八 「またかよ、しょうがねーなー」
熊 「助かるよ 今度返すよ」
熊 「借りてた100文用意したから返すよ」
留 「おう、これでチャラだな」
~後日~
八 「そろそろ 100文返してくれよ」
熊 「わかったよ。ちょっと待ってくれ」
熊 「なあ、100文貸してくれないか?」
留 「またまたかよ、しょうがねーなー」
熊 「助かるよ 今度返すよ」
熊 「借りてた100文用意したから返すよ」
八 「おう、これでチャラだな」
これが何度か繰り返され・・・
八 「そろそろ 100文返してくれよ」
熊 「なあ、俺がいちいち間に入るのも手間だよな、
だから熊さんと八つぁんで直接やりとりしてくれよ」
八・留 「しょうがねーなー」
みたいな。
経済の仕組みって簡単に言うとこういうことなんだろうか。
物理的な紙幣や硬貨の絶対量はそんなに急に変わらないのに、
物理的には存在しないある意味バーチャルなものの価値が動き、
それが実際に動く金より遙かに大きい、且つ複雑なために、
それを生み出した人間が制御できなくなり混乱している。
進化しすぎたコンピュータが制御できなくなり、
逆に人間を操るようになるSF物と、もはや大差は無いような気がする。
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