臨機応変

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ある特急電車に乗っていたおばさんが、異常にオロオロしていて、
今にも気を失って倒れそうだった女子中学生を車内で見かけたので、
心配して声を掛けてみると、これから高校入試会場に行くのだが
電車を間違えてしまった、と言うではないか。
これは大変だと、おばさんは中学生を連れて車掌室まで行き、事情を話すと、
車掌も「一人の人生を左右する緊急事態」だと判断し、すぐ本社へ連絡。
許可を得て、普段は通過する駅に特別に停車させて中学生を降ろした。
そして結果的に受験会場に間に合った、という心温まる感動話があった。

あれからちょうど一年。
こんな感動話は今年も起こったのだった。
今年は違う乗物で・・・。

AM10時頃、京都のとある交番に泣きながら入ってきた女性。
聞けば、大学入試会場を間違えたので助けて欲しい、と言う。
しかも試験は10時開始、10:30を過ぎると受験資格を失うとのこと。
話を聞いた交番勤務の警官は、これは大変だと京都府警九条署に連絡。
同署は「女性の人生にかかわる緊急事態」と判断して署長が特別許可を出し、
女性をパトカーに乗せ、赤色灯を点灯しサイレンを鳴らして、
約20キロ離れた試験会場に急行。同25分に到着し、無事間に合った。
同署は「警察として妥当な判断だった」と話している。


不正、腐敗の温床である警察も、
こういう話を聞くとまだまだ捨てたものではない。
一部の腐ってない警察官の方々、是非これからも汚染されずに、
市民のために尽くしていただけるよう宜しくお願いします。




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