夜中のラーメン

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久しぶりに昔の送信メールを読んでみた。
メールを始めたのがいつからかははっきり覚えていないが、
まだインターネットは普及していなかったと思う。
7年前にSo-netに入会する前にNiftyServeに入っていた事は
全く覚えていなかったが、過去の送信メールにそう書いてあった。
残念ながらNifty時代のメールは残っていないので、
OutlookExpressの「送信済みアイテム」に残っているのは
7年前からということになる。

過去を振り返ると、自分が全く変わっていないことに気付く。
良い意味でも悪い意味でも。
変わっていないと言うより成長していない。
文体も内容も。
むしろ、退化しているのではと思ってくる。

メールだけではない。
昔、いろいろなアイデアを書いていたノート(芸人で言えば
さしずめネタ帳と言ったところか)をたまたま見つけたので
開いてみたが、やはり字体も内容も今と変わっていない。
懐かしさよりも虚しさが心を走り抜ける。

人は成長する。
一生成長し続けるはずである。
昔と比べれば、知識も経験も圧倒的に増えたはずだ。
しかし根本的なところは何も変わっていなかった。

・・・と一瞬悩んだりもしたが、よく考えれば、
文章力をアップするために執筆経験を積んだわけでもなく、
達筆になるための武者修行に旅立ったわけでもなく、
アイデアと言っても“思いつき”の話である。
7年の間に会得した知識と経験した出来事は、
それらとは違うことだから、当然と言えば当然かもしれない。


ということで、昔と変わらぬ稚拙な文章力を用いて長い前置きをしつつ
何が言いたかったかというと、その古い送信メールの中から、
自分で言うのもナンだが、面白い詩があったので、
最近ネタ切れの穴埋めということでコピペしてみようという、
ただそれだけの事でした。

たくさんあるのだが、そのうち2つか3つを
何日かに分けて恥ずかしげも無く載せましょう。
当時送られた相手も記憶に無い事であろうが、
手抜きは手抜きなので最初に謝っておきます。
ごめんなさい!

−−−−−−−−−−−−−−−−
“夜中のラーメン”。
それは魅惑の響き。
それは人生のオアシス。
この世に生を受けたものなら
一度は体験したい快楽。
それが”夜中のラーメン”。

闇と静寂が誘う空腹。
麺とスープが満たす幸福。
愛と悲しみに満ちた都会の夜に
“それ”が訪れたとき
天使は静かに羽を休める。
−−−−−−−−−−−−−−−−

・・・アホか、5年前の俺。




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