年賀トリック

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先日、「お年玉付年賀はがき」の当選分を交換しに郵便局へ行った。
もちろん全て最下位の5等である「お年玉切手シート」のみだが・・・。
しかし、その際にある大発見をしたのだった。


筆者が出した年賀状は、メーカー製光沢ハガキに「お年玉付切手」を貼ったものだ。
この「お年玉付切手」とは、購入価格53円なのだが、切手自体に番号がふってあり、
年賀はがきと同じ当選番号にて当落を楽しむ事が出来るものである。

皆様より戴いた年賀状以外に、余ったこの切手のうちの1枚が当選していたので、
この分も「お年玉切手シート」に交換してもらった。
ちなみに「お年玉切手シート」は50円切手と80円切手のセットである。
そして、交換した切手には交換済みのスタンプが押されて使えなくなったので、
その代わりとしてであろう、通常の50円切手も貰った。


ここまでは何の変哲もない普通の話だと思われるだろうが、
何か妙な気がして計算してみると、とんでもない事実がわかった。

まず計算を簡単にするために、5等だけで考えてみる。
53円の切手に対して、当たれば50+80=130円分の切手が貰える。
その上、50円切手は戻ってくる。
当たる確率は、下2桁で3通りの当選番号があるので、3%である。
つまり、切手1枚あたりの投資金額53円に対して、当選金額は以下の計算になる。
130×0.03+50=53.9円

なんと1枚あたり換算で、53円の投資が53.9円となる!!
この超低金利時代に!
仮に100枚買えば5300円で5390円分の切手が手に入るのである。
これに1〜4等もあるのだから、厳密に計算すればさらに儲け度はアップする。


But、来年は大量購入しちゃおうかな、なんて考えたあなた。
たくさん買っても使わなければ結局無駄になるので要注意ですよ。
もし現金化を考えているとしても、儲け率約1.7%に対して、
金券ショップでの買取相場は75〜90%なので損をします。

と言うわけで、使う量を考えて効率よく微妙に儲けましょう。
以上、何とも不思議な制度のお話しでした。




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