セクハラという言葉を知らない人は今や居ないだろう。
最近では「パワハラ」などというのも耳にするようになった。
パワーハラスメント。権力を傘に着せた強制、抑圧、などである。
また、医者が患者に対して傷つけるような言葉を発するドクハラ、
ドクターハラスメントなども時々メディアに登場する。
そのほかにも、酒を強要するアルコールハラスメント、
タバコで迷惑をかけるスモークハラスメント、
学校など教育機関での嫌がらせはアカデミックハラスメントなどもある。
多分他にもあるのだろう。どれだけあるのだろうか。
近い将来、無数に存在するハラスメントを恐れ、公の場で他人に声を掛けることが
出来なくなるのではないか。腹の探り合いになるのでは?
と恐ろしい想像をしてしまい、そしてまたあの台詞を思い出してしまう。
『All controversy begins with Doubt.』(疑い。全ての争闘はそこから始まる)
電話が発明されたとき、人同士は会って話すことがなくなるのでは?
なんて恐ろしい機械だ、と心配する人が多発したようだが、
多分それと同じような無用の心配なんだろうか。
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