若気の至り

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“5年前の俺”シリーズ第2弾。
手抜きだとかコラムでもなんでもないという声が聞こえそうだが、
一ヶ月更新されてない事への危惧をとりあえず懐古で誤魔化してみる。

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周囲は静寂と暗闇に満たされていた。
降り始めて間もない雨が冷たいアスファルトに叩き付けられる音も
しばらく走り続けていたその男の耳には到達していなかった。
勢いよく雨水を蹴っていた汚れたスニーカーの動作も徐々に鈍くなり
自らの意志に反し重くなったその足をついには停止させた。
乱れた呼吸を整えようと男は静かにそしてゆっくりと無限の夜空を見上げた。
容赦なく顔を打ち付ける雨粒は半ば朦朧としていた男の意識を甦らせ
同時に男を逃避させたあの記憶をも覚醒させるのに十分な勢いを持っていた。
男は瞼を閉じると聞こえ始めた激しい雨音と車の音を耳にしながら
その記憶の波に身を投じた。
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・・・何を考えて書いたのだろうか?




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