ジャンボ機と東京タワーとピタゴラス

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タイのジャンボ旅客機が「日本の航空マニュアルをよく知らなかった」という恐ろしい理由によって、東京タワーに接近するという出来事があった。

きっとコックピットから見える景色はフライトシミュレーターのゲームのような風景だったんだろうなあ、東京タワーまでどのくらいの距離だったんだろう?・・・などとくだらないことを考えて別の記事を見てみると、高度差200m、水平距離340mとある。ん?とするとコックピットから東京タワーのてっぺんまでの直線距離は・・・?
横340m縦200mだから・・・つまり直角三角形と考えて・・・うっ、これってもしかしてサインコサインとか使うのか?! 思わず考え込み、そして怯んでしまった。

しかし、ここで諦めるのも気持ち悪いので google などで調べてみると(あぁネットって便利!)、三角関数でなく三平方の定理でした。なるほどピタゴラスの定理か!そんなのもあったな。なんとなく昔の記憶がよみがえるような気がした。(気がしただけ)

直角三角形の辺の長さは a^2 + b^2 = c^2 (^2は二乗) なので、
340×340 + 200×200 = 155600 で、答えは √155600 ≒ 394.5
つまりパイロットは394m先に東京タワーを見たということでした。
ちなみに逆算すると、地上の約211m離れた地点から見上げるのと同じくらいですね。
そう考えると、思ったほど近くはない気も・・・。

そういえば、一年くらい前にコレをトリックとした推理小説を読んだことを今思い出した。
なんてしょぼい記憶力だ・・・。


算数をやり直してみる




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