八月蝉い

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日中のセミの鳴き声は非常にうるさい。
この際、「うるさい」という漢字は「五月蝿い」ではなく
「八月蝉い」として欲しいくらいだ。

そんなセミも寝たのだろうか夜になると静まり返る。
しかし時々一瞬だけ「ジッ」と音がすることがある。
まるで寝言を言っているかのように。
そもそもセミは鳴くといっても声帯から声を出しているわけではなく、
羽を振動させて音を発生させているわけだから、寝言ではなく
よく人間も寝ているときに体がビクッとすることがあるので、
差し詰めそんな感じなんだろうか。
飛ぶのが下手そうだから、空中で飛行不能になって墜落しかける夢を見たとか・・・

ところで、最近花瓶に挿した花から音がなるスピーカというものが開発された。
花瓶に仕掛けがあって、そこから振動を花全体に伝えて音を出すという仕組みだ。
しかも生ける花はなんでもOKというからすごい。
きっと癒し系の音を出すことを想定して作ったのだろうが、
もし仮屋崎省吾が使うとしたらどのようにするだろうか、見てみたい。
ちなみに筆者なら隣にロックンフラワーを置いて激しい曲を流すな。

この花スピーカ、鉢植えモデルもある。
それならばさらに応用して、樹木からも音を出せるようにしてくれないだろうか。
街路樹など普通に街にある樹木に。
そうすれば木に止まって鳴いているセミから癒しの音楽が流すことができる!
たとえば川のせせらぎとか風鈴の音とか・・・。

・・・んなわけないか。
もちろん実際には無理だろうけど、仮に可能だとしても、
リアルに想像してみるとあまりにも気持ち悪く異世界な感じがして
精神的によくなさそうだ。
セミの鳴き声は夏の風物詩、逆にセミの止まっていない木から
鳴き声を流すということなら現実にあり得そうだな。




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